平成30年2月25日(日)生國魂神社で新春茶会をいたしました。

今年は例年のような濃茶席・薄茶席とはせず、初の試み「続き薄茶」でお客様をお迎えいたしました。

菓子席では、下萌や鶯を思わせる織部風の薯蕷に篆書体の「歩」の焼印がされたものをお召し上がりいただきました。銘は「一歩」とし、始めの一歩、挑戦の一歩など、私たち会員のそれぞれが、一歩を踏み出し成長していけるようにとの想いを込めました。

お茶席でのお干菓子は「干支」と「梅」で、子犬のじゃれ合う姿がある麩焼せんべいと、スリコハクの紅白の梅をお出しいたしました。

両席を通じて、かわいい子犬たちの散歩の風景を見ているような、お菓子となりました。

お点前や半東にも積極的に挑戦する姿が印象的でした。また、昨年の委員会行事で作ったお揃いの古帛紗を使い、お披露目させていただきました。

点心席には、赤と金銀の折り紙で犬の箸袋を作り、新春の雰囲気を盛り上げました。

受付でお渡しした犬の番号札も折り紙で作り、様々な表情を書き込み楽しんでいただきました。

たくさんのお客様にお越しいただき、感謝いたします。