第3回リーダーシップ・トレーナー(LT)研修が6月8日(土)から9日(日)に開催されました。
今回の研修では主に青年部活動についての理解を深める機会となりました。研修では班別で模擬青年部を想定して発表する時間があり、事前に議論し発表準備をしました。私の班では自身が所属する青年部の現状や良き所・課題を把握し、班内で共有しました。各地域で規模や活動状況の違いは大きかったのですが、共通して抱えている課題もあり、どのように解決出来うるかを考える機会となりました。
8日の研修では、長谷川義翁淡交会常任理事・総本部事務局長兼組織部部長様より青年部の歴史についてご講義いただきました。設立の経緯や歴史など、当時の状況や課題を具体的に知ることができ、また今の青年部活動においても危機意識をもって取り組んでいくことの大切さを実感しました。その後、班ごとの発表の時間となりました。各班ともに、課題解決に向けた提案の発表があり、青年部土台の強化や役員の意識向上等、様々なアイディアや考え、思いに大変刺激を受けました。
夜の懇親会では四条大橋の東華菜館を訪れ、西洋建築の中で頂く美味しい北京料理に異国情緒を感じるとともに、出向員の仲間たちと今後の研修や茶道について話し合い、大変楽しい時間を過ごしました。
9日の研修では、親子の仕え合いやICTを用いた青年部運営について講義いただきました。静岡支部副幹事長の松井宗賀様より、ご自身が経験してきた青年部活動の中で親支部と築いた関係について話され、自身に置き換えたときにどのような事が出来るかなどを考えながら拝聴しました。またICTについては、Googleの有効活用の方法など、全国委員補の相模青年部・飯田晴子様と東京第五西青年部の香川美菜様に実際のご経験をお話いただきました。どちらの講義においても、コミュニケーションの重要性が提示され、子から親へ歩み寄る努力が必要であること、デジタル化が進んでもアナログや対面の両方向から補い合う必要性など、歩み寄りと相互関係の築き方の大切さを改めて認識しました。
第3回目の研修が終わり、リーダーシップ・トレーナー研修も折り返しとなりました。残り五カ月間では、淡交会や青年部活動についての理解をより深め、今後の青年部活動においてこの学びを十分に還元できるよう、引き続き研修に取り組んでまいります。
和歌山青年部 小林麻希
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