第4回リーダーシップ・トレーナー(LT)研修が9月21日(土)から22日(日)に開催されました。
今回の研修では主に学校茶道と青年部について理解を深める機会となりました。
総本部組織部課長・宮崎あゆは様より学校茶道の歴史や事業についてのご講義があり、私自身、学校茶道にあまり関わりがなかったので初めて知ることも多かったです。北九州支部副幹事長の伊達宗雅先生によるご講義では、伊達先生がこれまで取り組んできた活動のご経験や現場の事をお伺いすることができました。子供や学生など、年齢に合わせた教授方法や先生方へのアプローチ方法、またどんな場面においても気配り・心くばりを忘れないことなど、実践につながるようなお話がたくさんあり、とても学びが多い時間でした。地域によって事情や状況は異なってくるかと思いますが、自身の地域に置き換えた場合どのような関わりができるのか、これから考えていきたいと思いました。
翌日22日には事前課題の発表がありました。学校茶道と青年部の関わりがテーマでしたが、私の参加班では学校茶道出身の方が数名いたので、その意見も取り入れつつ、今後の連携方法について考え、寸劇での発表を行いました。劇の中では先生役となり、先生ならどういうお考えでいらっしゃるのかを想像することは難しい部分もありましたが、「お互いの歩み寄り」が1つのテーマでもあり、相互理解していく気持ちと姿勢が大切だと感じました。その後、近畿第一ブロック元ブロック長で京都南青年部の中村正史様より、裏千家学生茶道研究会についてご講義をいただきました。「大学茶道部とのつながりは一種の種まきである」というお言葉はとても印象深く、学校を卒業して茶道を離れた学生が再び戻ってくる場所の1つに、青年部を思い出してもらえるような関係性の構築が重要だと感じました。
今回は研修以外にも、第6回研修の全国代表者会議にて行う呈茶に向けた抹茶・お菓子の試飲・試食会、自主研修として粟田焼の絵付け体験や袱紗の染付体験を行うなど、盛りだくさんの内容でした。回を重ねるごとに、出向員同志の絆が強くなっていることを実感するとともに、残り少ない研修をいかに有意義に過ごしていくかが大切だと感じました。残り2回の研修では、出向員のいろいろな考え方や取り組む積極的な姿勢を吸収し、今後の青年部活動においてどのように還元していけるのか、引き続き自分の中で模索していきたいと思っています。
試飲会用に市比賣神社の御神水を汲みに伺いました。
和歌山青年部 小林麻希
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