令和元年5月12日(日)、淡交会南紀支部・青年部創立50周年記念大会を開催いたしました。

御家元御名代として千敬史様の御臨席を賜り、新宮市長 田岡実千年様、那智勝浦町長 堀順一郎様、淡交会参事・近畿第二地区副地区長・大阪北支部副支部長 池田周弘様、近畿第二地区委員長・大阪東支部参与 西川宗進先生、淡交会参事補・近畿第二地区副委員長・大阪西支部副支部長 嶋村裕吏様、近畿第二ブロック長 西谷憲正様ら、地区内各支部、各青年部から多くの皆様方に御出席いただきました。

記念式典では、千敬史様、池田周弘様、堀順一郎様から祝辞を賜り、続いて、永年にわたり支部での茶道指導と運営に尽力されてきた歴代支部長・歴代幹事長に九鬼支部長より感謝状と記念品が贈られました。

祝賀会では、地元の港にあがったマグロの解体ショーや新宮市三輪崎郷土芸能保存会による「鯨踊り」を御覧いただきました。地元の食材を楽しんでいただきながら、親交を深めました。

濃茶席は南紀支部、薄茶席は南紀青年部が担当させていただきました。

薄茶席では、当支部・青年部25周年にあたり、鵬雲斎大宗匠様から頂いた扇面「千里万里同風」を掛けさせていただきました。お菓子は、地元に伝わる徐福伝説の仙薬 天台烏薬が入った「青楓」、那智の滝をイメージした「滝つせ」を召し上がっていただきました。

昨年9月に開催する予定が台風のため延期となっていましたが、この度、五月晴れの中、無事開催することができました。50年という節目にあたり、先輩方が歩まれた歴史を目の当たりにし、改めて大切に繋いでいきたいと思いました。忙しい中、また遠いところ御出席いただきました皆様方、ありがとうございました。今後とも、御指導賜りますようお願いいたします。